獣医師の 資格 はこれからずっと有用なのか?

公開日:2020年01月01日
この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。

獣医師の 資格 はこれからずっと有用なのか?

勤務医の中には、忙しくて時間ができずに開業セミナーに行けないとか、開業セミナーは東京や大阪なので遠くて行けないとか、行きたくても参加できないという方がおられると思います。

そこで開業セミナーではどんなことが講義されているのかをご紹介していきます。

今回のこの新企画では、東京秋葉原で毎月実施されている、

メディカルプラザの承継開業の中身についてルポです。

第1のポイント、生涯資格である獣医師はこのままずっと続けられるのか?

獣医師という資格の有用性

獣医師という資格は生涯資格です。一回この資格を取れば、一生この仕事で働けるわけですが、

これからは、

「大多数の獣医師が生涯臨床を続けられる時代が終わりに入っていく」

とのことです。

考えるべき

その1番の理由は、どこにあるのでしょうか。

これまで動物病院経営は順調に伸びてきました。

他の多くの業界がバブル崩壊後の不況で苦しむ中で、2000年以降にペットブームが起こるなどして動物病院を取り巻く経営環境は好景気に恵まれてきました。

そんな状況ですから、獣医師が臨床を始めたら廃業するまで続けることができました。

経営環境の激変

しかし、この経営環境は今まさに激変し始めています。

1つの変化は、犬の新規登録数の減少、いわば、犬の少子化です。

犬の少子化はどんどん進んでいくことになりますから、動物病院にとってはマーケットが縮小していくことを意味します。

風向きが追い風から向かい風に変われば、その逆風に耐えきれずに途中で臨床医を諦めてしまう獣医師も出てきます。

これは、

受験勉強を乗り越えて6年間の獣医科大学で取得した獣医師資格が

誰にとっても生涯資格と言える時代が終わっていく

ことを意味しています。

➡️2回目以降の内容はこちら

2、今は忙しいのが悩みなのに、なぜ、獣医師は生涯続けられなくなっていくのか?

3、犬の少子化はどんな影響を開業に及ぼすのか?

4、犬の売上減少は、ネコでカバーできるのか?

5、今までの獣医師の当たり前が終わりになる、とは?

6、なぜ動物病院で勤務医不足が続いているのか?

7、獣医師が首都圏に集中することで何が起きているのか?

8、開業資金を銀行から借りるための重要要件とは?

9、承継開業した直後に起きるリスクとは何か?

◉今回このルポでは、開業セミナーの半分程度をご紹介しました。

具体的な開業事例、開業相談などはやはり直接、セミナーにご参加して自分の耳で確かめてください。

➡️セミナースケジュールはここから  https://medical-plaza.net/seminner.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です