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| 動物病院所在地 | 札幌市 | 愛知県 | 福岡市 | 熊本県 |
| 概算年間売上 | 約3,500万円 | 約2億円 | 約8,000万円 | 約5,000万円 |
| 譲渡希望価格 | 応相談 | 未定 | 応相談 | 応相談 |
| 不動産 | 院長所有 | 院長所有 | テナント | 院長所有 |
| 病院面積 | 約80坪 | 約100坪 | 約40坪 | 約40坪 |
| 病院家賃(月) | 35万円 | 応相談 | 40万円 | 応相談 |
| 譲渡理由 | 研究分野への転籍 | 研究分野への転籍 | 遠隔地移転 | 高齢での引退 |
| 動物病院所在地 | 東京23区 | 大阪北部 |
| 概算年間売上 | 約5,000万円 | 約6,000万円 |
| 譲渡希望価格 | 応相談 | 応相談 |
| 不動産 | テナント | 院長所有 |
| 病院面積 | 約20坪 | 約60坪 |
| 病院家賃(月) | 40万円 | 応相談 |
| 譲渡理由 | 病院移転 | 引退のため |
本日、ある獣医科大学で今月あった獣医師国家試験に合格しして卒業したお二人にお会いしました。お二人の意見では、最近は、できるだけ早く開業したいという学生が減って、勤務医として
臨床が続けられる時代がくるのを待っている人が増えているとのことでした。
そこで、開業するリスクと開業しないで勤務医として臨床を一生続けるリスクとどちらがリスクが
高いかという話になりました。
家族を持って、一家の経済的責任を果たすということから考えると、開業して経済的に息詰まる
リスクよりも勤務医を続けて40代以降にリストラされるリスクのほうが圧倒的に高いというのが
実情だと思いました。
また、卒業後の動物病院でしっかり週休2日制をとって夜勤も全くない病院と、実質的には
週休1日程度で夜勤もときどきある病院でどちらが臨床家としてリスクが高いかという話も
しました。
大学卒業後の動物病院の勤務で快適な環境で臨床を続けることが一見良さそうですが、
伴侶動物の臨床は楽をして一人前になれるほど゛甘い業界ではないということも真実です。
目先の利益に甘んじるために長期的な利益を損なうことはよくあることですので、大学卒業後に
臨床に進む場合は就職先の選定と開業するかどうかの意思決定を大学時代からよくよく考えて決定する必要があると思います。
こんなことも踏まえて、今年も獣医科大学でのセミナーを行いたいと思います。
本日、二つの商業集積のディベロッパーの担当者にお会いしました。
この10年間に非常に多くの新しい商業集積(ショッピングセンター)が国内にできましたが、
生活に必要不可欠な医療機関、動物病院の商業集積内の出店が非常に少ないことを
痛感しました。
以前、私が子供だった時代(40年前は)は、商店街が地域の商業集積の中心で、買い物と言えば商店街に行っていたのを思い出します。
商店街が地域の人々のニーズに対応できなくなった理由には次のようなことが大きいと思います。
①車社会への移行の流れに対して、駐車場の対応ができなかったこと。
②それぞれの個店が魅力を維持する仕組みがなく、自助努力を促す仕組みもなく
多くの店が衰退の一途をたどったこと。
③個店の新陳代謝を促すしくみがなかったこと。たとえば、ある店が衰退しても、それに代わる
新しい魅力ある店に移行するしくみがあればよかった。
④個人の力では限界があり、企業経営のしくみ(継続するしくみ)を取り入れることができなかった。
ショッピングセンターは上記の商店街の問題点をみごとに克服していると思います。
つまり、
①車社会に対応し、
②個店が魅力を維持できなければ、退店するしくみがあり、
③企業経営のしくみが取り入れられています。
医療の世界では、商業=悪 企業=悪 したがって、ショッピングセンター=悪
という思考パターンがあるように感じますが、
私の子供のころには当たり前のように商店街に歯科医院も内科医院も産婦人科医院もありましたので、ショッピングセンターにも当たり前のように医療機関があるというのは自然な姿だと思います。
2月から3月にかけて、東京のある大きな規模の動物病院の出身者5名が開業しておられるそれぞれの病院を訪れる機会がありました。開業が厳しくなったと言われている中で、との院長も
開業後2年目にして病院を黒字化し経営を軌道に乗せておられました。
日本の獣医科大学でも私立の大学病院を中心に設備投資して臨床教育に力を入れておられますが、今回の病院訪問で、日本の伴侶動物の臨床教育は動物病院でなされている現状は当面
変わりそうにないことを改めて確信しました。
特に、開業医として成功するためには、大学卒業後最初にどの動物病院で勤務するかが
大きな違いとなります。楽な練習で強いチームをつくることが難しいのと同様に、楽な勤務を通じて繁盛する動物病院の開業医になるのは難しいです。さらに、監督でチームの強さが大きく
変わるように、院長によって獣医師の成長はかなり変わります。
昨年以来多くの獣医科大学生との交流を通して、臨床に向いている多くの学生さんがおられることを知りましたので、大学卒業後自分の成長のために最適な動物病院を選択できるお手伝いを
したいと思いました。
動物病院の人材育成環境を改善すればまだまだ日本の臨床レベルは上がるし、業界の成長も
可能性があるとつくづく思いました。
本日、ある商業施設の担当者の方と動物病院の新しい立地について話し合いました。
食品スーパーなどの広い駐車場で駐車場に余裕がある場合が結構ありますので、
その駐車場に動物病院を単独で建てることの可能性は大きいという話が出ました。
多くの獣医師の方の賛同を得て、日本全国のショッピングセンターの50か所以上に
動物病院を開業することができたおかげで、動物病院が日常生活に不可欠な施設で
あるとの理解が得られるようになったと思いました。
食品売場や飲食店の近くに動物病院をつくるなんてとんでもないとの意見が今もあると思いますが、実際にそのような事例の現場に行っても特に問題は起こっていないと思います。
そのような場合、病院の院長が動物のにおいなどの衛生管理に注意しておられるので
素晴らしく清潔な動物病院が増えてきている事実は動物病院の今後の立地の新しい
可能性を切り開くのに大きな期待がもてます。
今後も、今までになかったような場所に動物病院の一般的な開業を可能にし、動物病院の存在を
もっと社会に身近な存在へとできるイノベーションを行う努力を続けたいと思います。
開業塾の第2回目が先ほど終わりました。
理想とする病院のコンセプトのシートを作成し、今までの多くの院長の実例を見ながら
ディスカッションしましたが、成長している病院は院長のやりたいことがはっきりしており、
しかも患者さんの立場をしっかりとらえていると思います。
感謝 奉仕 心をこめる 心を大切にする 暖かい対応 配慮 心配り ヒューマンアニマルボンドの考え方 等々 技術の世界よりも心の世界に関するものを大切にされている院長が
飼い主さんからの評価を得て結果として、地域一番病院になっておられる事例が多いです。
将来ビジョンとして大きな動物病院を必ずしも望まないという獣医師の方も多数おられますが、
獣医師が3人規模になればそれが国内の動物病院のトップ10%の規模になることをお話しするとそのトップ10%を目指したい獣医師は意外と多いです。
病院コンセプトをしっかりさせて、戦略を練り、理想の病院をつくっていく一連の流れをつくり、
数値計画にまで落としこんでいくのは開業準備の重要な作業です。
開業に必要な目に見える建物、設備、器械はお金で変えますが、目に見えないコンセプトや
ビジョンやプランなどのソフトはお金では買えません。
開業塾で素晴らしいソフトが作り出せるように努力していきたいと思います。
開業前の臨床経験年数は個人差がありますが、平均すれば5年から6年です。
新卒で動物病院に就職してそのまま開業する獣医師は開業前の臨床経験年数がやや長く
臨床経験は6年以上、新卒後他業種を経験して臨床に入られた獣医師は臨床経験が5年未満で
開業される方が多いです。
臨床経験の長さと開業後の業績に関係があるかどうか調べたことがありますが、相関関係は
全くないことがわかりました。
特に、驚いたのは、臨床経験3年未満で開業して売上2億円以上の病院をつくっておられる
若い院長が何人もおられるのがわかったことです。
開業を決意した後は、開業時期を決めて集中的に臨床の勉強に打ち込むことの重要性は
大きいと思います。つまり、開業準備の臨床経験は最低限の長さはありますが、臨床経験の
内容、密度が非常に大切です。
先日も、今年から開業準備に入られる獣医師に久しぶりにお会いしたときに、2年前とは
見違えるような自信を持っておられる様子を拝見して、密度の濃い臨床経験は、獣医師の
外見を短期間で変えるものだと驚きました。
密度の濃い臨床経験を積むために、開業時期を前もって設定して、集中的に勉強する
ことが得策ではないかと思います。
動物病院開業の時に夫婦で同じ病院に勤務することが良いかどうかは慎重に判断する必要があると思います。
夫婦が開業するメリットは
①スタッフを採用した場合の人件費が節約できる。
②夫婦がいつも一緒にいられる。
③子供が育児中の場合も子供を病院に連れて来やすい。
夫婦が開業するデメリットは
①いつも同じ職場にいると仕事の面で衝突することが起こる。
②院長夫人が他業界から夫の動物病院に勤務した場合は世帯の所得が減少する場合が多い。
③スタッフを採用した場合にスタッフから見て院長が二人いるようでスタッフがやりにくい。
④院長夫人の接客、その他に問題がある場合も院長夫人の配置転換が難しい。
動物病院の院長夫婦の離婚が多いのは業界内でよく話題になりますが、私の経験では、同じ病院で夫婦が勤務した場合のほうがそうでない場合よりも離婚が多いと思います。
動物病院を開業する場合に夫婦で開業することのデメリットも意外と多いので、
簡単に決めないで、慎重にいろいろな点を検討して決める必要があると思います。
動物病院の院長夫婦の離婚は昔は多かったが、最近はあまり聞かなくなった、というときが
くることを願っております。
仕事に打ち込んでいする人の多くは、仕事と家庭とどちらが大切か、と配偶者から言われた経験があるのではないでしょうか。
さだまさしの「関白宣言」という歌の中に「仕事のできないやつに家庭を治められるはずがない」
というのがありますが、それが一般的な日本人の価値観でしょうか。
私も、以前は、仕事も家族もどっちも大事でどちらが大事だとはいえない、と答えたことが
ありました。皆さんはどうでしょうか。
最近は、仕事か家族のどちらが大切かと問われれば、もちろん家族だと、少なくとも家族に
対しては強い確信を持っていえなければ家庭が崩壊するほど、家庭崩壊への会社と社会環境の
圧力が強いと感じています。
昨年、ある米国の中堅企業経営者が講演会で「私は仕事より家族を優先して後悔したことはないが、その逆の場合で後悔したことは非常に多い」と言っていたことが印象的でした。
もちろん、仕事は地位が高くなればなるほど責任が大きくなるので常に葛藤は避けられませんが
自分の友人、知人の中に家庭崩壊をみることが多くなっており、動物病院の院長もこの例外では
ないと思います。
責任ある仕事をする方ほど意識の中で「家族第一」であることを徹底することが非常に大切であると思います。
医療法人と株式会社との違いについて本日興味深い話を聞きました。
私が本日お会いした方は、元中古医療器械の販売を担当されていて、多くの歯科医師と
多くの獣医師と両方の先生とお会いすることが多かったそうです。
本来は、医療法人が非営利組織で株式・有限会社が営利組織なのですが、
その方の経験では、獣医師のほうが金銭に対する欲求が強い方が比較的少なく、
歯科医師のほうが金銭に対する欲求が強い方が比較的多かったとのことです。
金銭に対する欲求が強いことは別にそれ自体は悪いとも良いともいえないと思いますが、
日本人は米国人に比べて金銭欲が強いことを恥じる文化があるといわれています。
私は、以前に獣医業界には、動物病院は公共性が強く医療法人を認めるべきとの主張があることをある業界雑誌で読みました。前述のことからすると、営利か非営利かということは
その獣医師や歯科医師がどのような考え方で診療するかが大切なのであって、
医療法人か株式会社もしくは個人事業かどうかは金銭欲が強いかどうかとは全く関係ないということがよくわかります。
私個人としては、金銭は追うものではなくてついてくるものという考え方で仕事を
したいと願っております。
今週リース会社の医療担当者と面談しました。
動物病院開業に近い業種といえば、歯科医院開業だと思いますが、この1年間の
リース料の債務不履行事故が増加し、支払っていても支払いがルーズな歯科医院が
多いとその担当者は言っていました。
それに比べれば、動物病院のリース料の債務不履行の事故は少なく、支払いもしっかりしているとの話を聞き、やはりそうだったのかと思いました。
一方で、歯科医院業界から学ぶこととして、予防医学や患者さんとのコミュニケーション、
歯科医院経営について学んでおられる歯科医師の先生が増えているようで、
臨床分野以外の研究会もいろいろあるようです。
余談になりますが、私は、大学時代に歯科大学の学生さんと囲碁サークルで親しくさせていただいた時に、「西川君、歯磨き粉を使わないでできるだけ長い時間歯磨きすることが歯科の予防に
非常にいいよ」とアドバイスを受けました。
それまで、虫歯で結構、歯科医院にお世話になっていたのですが、そのアドバイスを
実行する習慣になってから、今日まで、約30年間一度も虫歯になっことがないです。
歯科医院に行くのはもっぱら、歯科スケーリングとポリッシングだけですので、
予防医学の恩恵はすごいと実感しています。
動物病院の世界でもフード、予防薬などの予防医学の恩恵を受ける動物が増えて
動物の平均寿命が大幅に伸びています。高齢動物の増加により高齢疾患が増え、
予防医学も高齢の慢性病も定期的に動物病院に通うことになるので、動物病院
マーケット拡大の要素は見つかりそうです。
普段は、歯科医院業界と動物病院業界の交流はほとんどありませんが、
厳しさの面で先を行っている歯科医院から学びたいと思います。