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2009 年 4 月 のアーカイブ

既存ショッピングセンター内のテナント

2009 年 4 月 26 日

現在、歯科医院、動物病院ともに既存ショッピングセンターのテナント物件の開業に大きなチャンスがあります。

最近の不況で物販の業績低迷が顕著な中にあって、医療分野の需要は底堅いです。
さらに、郊外型ショッピングセンターでは土日型の店が多いので、平日の来店者が減少
する中にあって、医療には初診が土日が多くても再診を平日にできるということがあります
ので、物販に比べて来店者の平準化が計れます。

先日は、ある院長が、ショッピングセンターの入り口隣の物件を選ぶ場合は年中無休、
そうでない場合は、入り口から離れた区画にしてほしいとのディベロッパーの要請に対して
年中無休でやるので、入り口隣の区画でやる、と決定されました。

開業当初の、やる気、は個人差が大きいですが、こうした、ここ一番のときの気迫は
開業後の成果を大きく変えると思います。

顧客満足の時代から顧客感動の時代へ、という言葉をよく耳にしますが、
他人と違った努力をしようとしている人には本当に人を感動させるものがあります。
開業者に気迫がある限り、まだまだ、開業の成功の可能性は非常に大きいと思います。

動物病院全般

新卒1年目で手術ができる病院とできない病院

2009 年 4 月 11 日

最近お会いしたある獣医学科の6年生の学生さんが、病院によって新卒1年目に手術をさせてくれる病院とさせてくれない病院があるが、1年目に手術をさせてくれない病院への就職は考えないと言っていました。

今後、病院の過密化と飼い主さんの病院に対する見る目が厳しくなると、病院格差は人材格差
となる傾向が強いので、病院は飼い主さんに対して魅力があるばかりではなく、獣医師に対してまた、看護師に対しても魅力がなければなりません。

特に、開業志向の獣医師にとって、研修医時代にどれだけの手術件数を経験できるかは非常に重要なポイントの一つですので、新卒獣医師の1年目に手術をさせない方針を持っているということは、向上心の高い獣医師にかなりのマイナスイメージを与えていると思います。

もちろん、手術だけでなく診療行為にはリスクがつきものですので、手順をつくした獣医師の
育成計画をもたずに、新卒獣医師を診療現場に出すことを避けなければならないことはいうまでもありません。

学生さんが病院見学に行った時にどのような点をみているか聞いてみると、
●院長の考え方
●新卒1年目に手術をやらせる方針か、やらせない方針か
●病院の診療件数、手術件数
●手術前後の手順と手術の内容
●勤務している獣医師の質
●給与(実質的な年収)
●休日(勤務医志向と開業医志向でニーズは異なる)

など、非常にシビアに見ていました。

今後の動物病院は飼い主さんの目と就職目的で見学する獣医師、学生の目で厳しく選別される
時代になっていると言えます。

動物病院全般

動物病院の世代交代

2009 年 4 月 1 日

1990年代から2000年代への動物病院の業界成長率を分析した場合に、業界は間違いなく
急成長期から低成長期に移行しています。

それに反して、2000年代以降、30代の院長の動物病院の急成長の事例が非常に多いと思います。

私が、直接お会いした30代の院長だけでも、少なくとも10人以上は県下トップレベルの
売上規模(獣医師数規模)になっておられます。これだけ多くの30代の院長が急成長されている
背景は何でしょうか。

先日、やはり、急成長されている院長とお会いしてお話ししながら感じたことは、業界の
世代交代が進んでいること。また、以前は外科が花形で内科は裏方みたいなところが
ありましたが、最近は、飼い主さんから内科の結果が病院選択の大きな要因になっているとの
情報を得ることが多くなりました。

以前は、近い病院に行くということが病院選択要因として非常に大きかったのですが、
最近は、評判を聞いて、遠いところの病院に変えたという飼い主さんが増えています。

さらに、年配の大先生は怖くて近寄りがたいので、若くて、親しみやすい先生の病院に
変えたという飼い主さんも増えているとの話を、ある県下トップクラスの30代院長から
お伺いしました。

30代院長の急成長事例が増えているということは、今後開業を考えられている多くの
獣医師には希望を与えることになり、素晴らしいことだと思いました。

動物病院全般