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獣医療の質について考えさせられること

2009 年 2 月 25 日

A獣医師
「横浜市の○○動物病院はすごく繁盛しているが、通常では考えられないようなひどい治療の症例が回ってくる。獣医療の質と業績は必ずしも連動しないですね。」

B獣医師
「先生に診てもらってこの子がもし死んでも、私は全く後悔しませんから、是非手術をお願いします。と患者さんから言われた時は本当に嬉しかった。」

C獣医師
「うちの病院は診療スタイルが本当に古いんだけれども不思議と多くの患者さんが来るんです」

以上はこの一週間で私が獣医師から直接聞いた会話の一部ですが、どの病院も、獣医師が
3名から10名以上いる地域一番の動物病院が対象です。

私がいつも感じるのは、獣医療の質というと、とかく医療技術と知識、診断技術、治療結果だけを
論じて、サービスは獣医療ではないとの考え方を聞くことが多いです。

上記の三つの会話事例は、獣医療においていかに患者さんとの会話、サービス、獣医師と患者さんとの信頼関係が大事かを示していると思います。

医療はサービス業である、と言われる本質はここにあります。獣医療において医療技術とサービスのどちらも重要ですが、特に、動物病院の開業当初の時期は予防や軽症の患者さんの比率が
高いので、サービスの重要性が非常に高いと言えます。

さらに、最近、開業時の強みをもつために専門医療を勉強して開業準備をする獣医師が増えていますが、私が開業支援して成功している院長で、専門分野の強みを活かして成功した院長はむしろ少数です。圧倒的多数の院長は診療に対する熱意、誠意、奉仕する姿勢などの人間力で患者さんからの支持を得ておられます。

獣医療の質における獣医師の人間力は非常に重要なテーマなので今後も研究していきたいと思っております。

nishikawa 動物病院全般

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